HOMMAGE

オレゴン州の小さな田舎町キャッスルロックを舞台としたスティーブン・キングの短編小説をもとにロブ・ライナー監督が映画化したノスタルジックな青春ドラマ。 僕がはじめてこの映画を見たのは12歳の時、以来、年に必ず2~3度は見ている。冒頭で主人公のゴーディが言う台詞が印象的。「12歳の頃のような友達はもう出来ない」・・・透明で純真な少年達の葛藤を描いた不朽の名作です。 ///////////// RIVER PHOENIX(1970-1993) 「一番好きな俳優は?」と聞かれたら、僕は間違いなく彼だと答える。 MY PRIVATE IDAHO、Sneakers、STAND BY ME以降、その気鋭な才能を遺憾なく発揮した彼はその妖艶な色気とファッションセンスで一躍時代の寵児へと上り詰めた。23歳というあまりにも早い死。 レッドカーペットの上でも、高いモノなんか着ないで、独特のラフなスタイルで颯爽と歩く彼の姿・・・。その飾らない人間臭さがまた格好良かった。

トルーマン・カポーティ原作の小説を映画化し、ハリウッドを彩った大女優オードリー・ヘプバーンの代表作となったエレガントなラブストーリー。大都会ニューヨークでリッチな男性との結婚を夢見るヒロインがさまざまな問題を乗り越え、真実の愛にたどり着くまでをコミカルかつ繊細に描き出す。ジバンシィ、そして、ティファニーの名を世界中に轟かせた不朽の名作。 //////////// AUDREY HEPBURN(1929-1993) ハリウッド黄金時代に活躍したイギリス人女優。『ローマの休日』、『麗しのサブリナ』、といった名作映画に多数出演。晩年はユニセフにて世界の恵まれない人々への援助活動に献身した。

「ニキータ」のリュック・ベッソン が初めてアメリカで製作したバイオレンス・アクション。ニューヨークを舞台に、凄腕の殺し屋レオンと12歳の少女マチルダの純愛と戦いを描く。 ナタリー・ポートマンの可愛らしさとギャップのあるジャン・レノ。不器用で男臭い役が適役なのは、彼かブルース・ウィリスくらいではなかろうか。 ///////////// JEAN RENO(1948- ) 1988年の「グラン・ブルー」そして、このLEONが間違いなく彼を有名にした。今では母国フランスだけでなく、ハリウッドでも重要視される名優だ。茶目っ気ある性格とトレードマークの丸メガネで日本でも大変高い人気を誇っている。

HIV感染者の少年デクスターと、彼を助けるべく治療法探しに奔走するエリックの友情を描いたヒューマン・ドラマ。 エイズというシリアスなテーマを子供の純真無垢な目線で描いている。生きること、家族、かけがえのない友との友情・・・。最後のシーンで川を流れるデクスターのあのローファーを見つめるエリックに胸が打たれる。 ///////////// BRAD RENFRO(1982-2008) エドファード・ファーロング同様、美少年として多くのファンに愛されたブラッド・レンフロ。GOLDEN BOYや17seventeen等、その類い稀な才能を見せつけた彼だったが、残念ながら最後はドラッグの誘惑に勝てなかった。MY FRIEND FOREVER(原題 The Cure)は彼にとっても、飛躍の作品だった。あどけない、そして悪戯な笑顔は今もなお輝きを放っている。

名優ロビン・ウィリアムズが、実在の医師に扮した感動ドラマ。“ユーモアによる治療が重要”という説を実践し、医学界の常識を覆した医学生パッチ・アダムスの半生を描く。 ///////////// ROBIN WILLIAMS(1951-2014) スタンダップ・コメデイアンとしてのライブ出演で始まった彼の俳優キャリア。 グッドモーニング・ベトナムのDJ役やMrs.ダウトでの女装、はたまた、アニメ「アラジン」のジーニー(声優)等、幅広い役柄を演じきり、そのユーモア溢れる性格から多くのファンを獲得した。彼の奔放なキャラクターからは想像しにくいが、実は30代の頃はドラッグとアルコール中毒に悩まされていた時代もあり、あの笑顔の影には並々ならぬ苦労があったと言える。アカデミー賞を受賞したグッドウィル・ハンティングも傑作だが、個人的には「レナードの朝」がオススメです。

アメリカンコミックの金字塔ともいえるSUPERMAN。老若男女問わず圧倒的な人気を誇った本作は後にクリストファー・リーブ主演でシリーズとして3作続いた。脇を固めるのは、マーロン・ブランド、そして、ジーン・ハックマンという豪華な顔ぶれ。CG技術が発達した今だからこそ、こういったレトロな作品は味があって個人的に好きです。 ///////////// CHRISTPHER REEVE(1952-2004) SUPERMANをきっかけに人気俳優の仲間入りを果たした彼だったが、1995年の落馬事故で脊髄損傷を起こし首から下が麻痺してしまう。一度は映画の世界から身を引くも、1997年にエミー賞を、翌年にはグラミー賞を受賞。後に彼はインタビューでこう話している。「SUPERMANとはんどんな障害にあっても努力を惜しまず、耐え抜く強さを持った人だ」と。 まさしく、彼はSUPERMANだった。

Coming Soon....

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「denude.」= 裸にする。
誰もが憧れる銀幕スター。
映画の中で見る輝かしい勇姿、放たれた言葉、ファッション。
そんな彼らも家に帰れば、一人の人間。
ショービジネスの顔と
そこに隠された素顔。
誰にでもある「二面性」。
denude.は、一人の俳優に焦点を当て、
彼らの「素顔」を具現化するためのアプローチ。
映画の中の彼らを文字通り「denude.」させる。
悪あがきでもいい。
もしかしたら・・・
彼らの素顔が分かるかもしれない。